
Unum 社、グローバル FP&A 担当バイス プレジデント、Scott Carter 氏: 私たちを取り巻く世界は目まぐるしく変化していますが、それはテクノロジーだけの話ではありません。ビジネスにおいて、顧客と情報をやり取りする手段は非常に革新的なプロセスに進化しており、顧客との契約や登録、保険金の支払いなどの手段も変化しています。そのような変化に際して、財務面で予測される影響を把握し、迅速に対策を決定することが重要です。
経費管理担当アシスタント バイス プレジデント、Scott Charette 氏: 現在、予算編成プロセス全体を Anaplan プラットフォームに移行して組織全体に公開し、そのプラットフォームを使って反復性の高いプロセスのスピードアップを図っています。この重要なプロジェクトのために、事業部門のリーダーや組織のさまざまな部門と数ヶ月にわたって何度も交渉を行っています。
Unum 社は、Anaplan を活用して従業員や計画、データの連携を図り、成長と進化を続けてきました。
FP&A 担当アシスタント バイス プレジデント、Ray Curbelo 氏: 17 を超えるモデルを扱い、世界中の大勢の関係者と連携を図るとなると、コラボレーションは非常に難しくなります。そこで私たちは、連携しやすい環境を構築して、レポート作成や計画業務に活用するデータを 1 ヶ所で管理するにはどうすればよいかという課題に集中して取組みました。今では、Anaplan を立ち上げて適切なダッシュボードにアクセスするだけで、疑問を解消し、インサイトを取得して、連携を図れるようになっています。実に大きな変化です。
専門家が集まって同じデータを確認できるため、私たちのチームが実施している財務分析の幅広い影響を認識できます。これらの専門家たちは、Anaplan でデータを参照し、ほとんどの疑問点には答えてくれます。
Anaplan の活用により、Unum 社の年次計画業務サイクルは 25% スピードアップし、半期予算編成サイクルも 2 週間短縮されました。
FP&A 担当ディレクター、Jacob Edds 氏: このツールのおかげで、当社の経営幹部陣は効果的な判断を迅速に下すことができるようになりました。Anaplan を参照して組織がどの方向に向かっているのかを把握し、必要であれば、戦略的な方向転換を迅速に図ることができます。従業員たちは誰もが Anaplan を気に入っているため、他のツールを廃止して各自のプロセスを Anaplan に移行したいと考えています。
Ray Curbelo 氏: 毎朝、出社して最初にウェブ ブラウザーで開くのは Anaplan です。現在の状況を正確かつ迅速に把握できますし、その状況をより詳しく理解してパートナーとともに対処できるよう、いくつか質問を作ることもできます。そこからより豊富なインサイトが得られるようになっただけでなく、予測の質も向上しました。
Jacob Edds 氏: Anaplan は使いやすいため、財務計画業務を主導するチームに Anaplan の主導権を移管することができました。つまり現在、ツールの立ち上げから、データの読み込み、データの操作、計画と分析の業務まで、すべてを担っているのは財務計画チームです。
管理報告担当ディレクター、Theresa Patterson 氏: 財務データが総勘定元帳に掲載されると同時に、データは 1 時間単位で Anaplan に渡されます。情報をいち早く入手し、さまざまな分野の実績と入念な分析が必要な領域を把握して、ビジネスの背景にある要因を特定できます。
Anaplan によって組織内でコラボレーションの精神が急速に浸透し、誰もがこの文化を尊重するようになりました。Anaplan なしではこんなに早くは実現できなかったでしょう。
IP&A 担当ディレクター、Janet Suber 氏: コラボレーションの機会が格段に増え、以前よりもさまざまな人と直接コミュニケーションをとるようになりました。今では全員が一丸となってアイデアを共有し、議論しています。席を隔てるパーテーションが撤去されたときは嬉しかったですね。
Ray Curbelo 氏: 次に開発する将来のモデルを検討するとき、私たちは常に、支出に見合った最大限の効果を得られる領域について考えています。
Scott Carter 氏: 財務の変革については随分と議論を重ねてきました。どのような可能性が考えられるのかを話し合い、多くの人から、理想のイメージや説明、理論を集めました。そして私たちのチームはそれを実現したのです。
純投資収益の配賦計算を実施する予定ですが、これは、単なるフォーキャストではなく、実績の元帳に掲載される項目を作成するうえでの最初のステップです。経費についてこれが実現すれば、当社にとって大きな変革となります。
Janet Suber 氏: コネクテッド プランニングを導入したことで、従業員は皆、各自の担当分野とそれ以外の分野がどのようにつながっているのか、どのように関連し合っているのかを、より尊重するようになりました。私たちの成功は、すべて相互につながっています。